A.特定のサービスや物品に課される間接税が個別間接税であるのに対し、消費に広く公平に負担が求められる間接税が消費税であるといえます。
また、消費税の課税対象になっている取引は、次に掲げるものです。
・国内で事業者が事業として対価を得て行う資産の譲渡
・国内で事業者が事業として対価を得て行う資産の貸付け
・国内で事業者が事業として対価を得て行う役務の提供
・外国貨物の輸入
消費税は、生産や流通の各段階において、製品や商品等の販売が行われる度にその販売価格に上乗せされることとなり、消費者が税を最終的に負担します。
なお、消費税の納税義務者は、国内取引については法人及び個人事業者であり、輸入取引については保税地域より外国貨物を引き取る者です。